学校では教えてくれない「グルテンの真実」②〜パンがあなたを太らせる2つの理由〜
前回のブログでは、小麦粉に含まれるグルテンの特性と、そのグルテンによる様々な症状についてお伝えをしました。
今日はちょっとダイエットの観点からグルテンや小麦粉について見ていきたいと思います

パンやクッキー、ラーメンなどを食べた後って、なんだかやたらとまた食べたくなることないですか??
チョコレートやアイスクリームなど、甘い物を食べた後みたいになぜかまた同じように甘い物が欲しくなってしまう、まさにあんな感じです。
そう、じつはこれ、グルテンが持つ強い依存性による影響なんです。
グルテンは胃で分解されると、「エクソルフィン」という物質に変わるんですが、この物質がなんとアヘンと似た作用を持ってしまうんですね
もう少し詳しくお話をすると、 まずグルテンは、胃の消化酵素である「ペプシン」、そして胃酸と接触することで、 「ポリペプチド混合物」という物質に分解されます。
外部から脳に入ってくる物質を厳密に管理している門番のような役割をしてくれている血液脳関門という機関があり、本来は脳にとって有害な物質が脳内に侵入するのを防いでくれるのですが、このポリペプチド、いわゆるエクソルフィンは、この血液脳関門というバリアーを通過できてしまうんです。
さらに脳に入り込んだこのポリペプチド、エクソルフィンは、脳内にあるモルヒネ受容体と結びつくことによって、脳内ではアヘンと同じような症状になるわけです。
小麦が入った食べ物を食べると、なんだか無性にまた食べたくなってくるのは、グルテンから分解されて形が変わったこのエクソルフィン中毒の可能性が高いと言われています。
それがあなたをもっと食べたいと食欲を駆り立てて、太らせてしまう原因の1つ。