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オーガニックは福利厚生ではない|「食」から始める健康経営と組織パフォーマンス
社員の健康施策というと、健康診断、ストレスチェック、運動、睡眠改善などを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、私たちが毎日必ず行っているにもかかわらず、企業の健康経営ではまだ十分に戦略化されていないものがあります。それが「食べること」です。 オーガニックを単なる福利厚生で終わらせず、健康・組織のパフォーマンス・Well-being・ESG、そして企業価値までをつなぐ。この記事では、その考え方と実践方法を整理します。 はじめに 社員は、1日の多くを会社や仕事に関係する環境の中で過ごします。昼食に何を選ぶのか。オフィスで何を飲むのか。間食として何を口にするのか。会議やイベントでどのような食べ物が提供されるのか。こうした小さな選択の積み重ねが、社員の身体と日々のコンディションをつくっています。 食事は、病気を予防するためだけのものではありません。集中力、活力、仕事への意欲など、社員がより良い状態で働くための土台でもあります。 今回注目するのは「オーガニック」という考え方です。ただし、オーガニック食品を食べれば必ず健康になる、という単純な話ではありません

山崎 広治
9月18日


『陸王』から学ぶ「最高のパフォーマンス」のつくり方|経営・組織・ものづくり・アスリート支援に共通する5つの秘訣
はじめに 先日、2017年にTBSの日曜劇場で放送されたドラマ『陸王』を観ました。 以前から作品の存在は知っていたものの、きちんと観る機会がなく、今回U-NEXTで見始めたところ——あまりの面白さに止まらなくなり、気づけば2日で全10話を見終えていました。 『陸王』は、池井戸潤さんの同名小説を原作にした物語です。 舞台となるのは、埼玉県行田市にある創業100年以上の老舗足袋メーカー「こはぜ屋」。 役所広司さん演じる四代目社長・宮沢紘一が、先細っていく足袋市場と厳しい経営状況の中、会社存続をかけて、これまで培ってきた足袋製造の技術を活かしたランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦します。 従業員20名余りの小さな会社。 資金もない。 ランニングシューズ開発のノウハウもない。 そして相手は世界的スポーツメーカー。 普通に考えれば、勝てるはずがありません。 それでも宮沢社長とこはぜ屋の社員たちは、さまざまな人たちとの出会いを通じて、一つひとつ困難を乗り越えていきます。 私がこの作品にここまで惹きつけられたのは、単なる「中小企業が大企業に挑む逆転劇」だから

山崎 広治
8月26日


ESG投資を呼び込む健康経営!企業価値を高めるウェルビーイング指標
はじめに 「健康経営に取り組むと、株価や資金調達にも良い影響があるらしい」 そんな話を耳にしたことはありませんか? じつはこれ、単なる噂ではありません。従業員の健康管理は、いまや投資家が企業価値を測るうえで重要視する「ESG(環境・社会・ガバナンス)」の一角として、明確に位置づけられるようになっています。 とくにここ数年で急速に進んだのが、企業の「人的資本」を数値で開示する動きです。IPOや資金調達を将来の選択肢として視野に入れている経営者の方にとって、健康経営はもはや「やっておくと印象がいい取り組み」ではなく、「投資家との対話の土台になる経営インフラ」になりつつあります。 この記事では、ESG投資と健康経営がなぜ結びつくのか、投資家がどんなウェルビーイング指標に注目しているのか、そして中小企業が今から何を準備しておくべきかを整理していきます。 1. ESG投資と健康経営はなぜ結びつくのか 1-1 ESG投資とは ESG投資とは、財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)という非財

山崎 広治
7月31日


その「見えない赤字」、決算書には載っていません。経営者が今すぐ知るべき「プレゼンティズム」の正体
はじめに 毎年の決算書には絶対に出てこない「見えない赤字」が、もしあなたの会社に存在するとしたらどうでしょうか。 社員はきちんと出社している。でも睡眠不足や慢性的な疲労、精神的なストレスによって、本来のパフォーマンスを発揮できていない。この状態は「プレゼンティズム」と呼ばれ、ある試算によれば、従業員数千人規模の企業では年間20億円もの経済的損失を生み出しているともいわれています。 多くの企業が社員の健康施策として取り組んでいるのは、定期健診の受診率向上やストレスチェックの義務化です。でも実は、経営に最も大きなダメージを与えているのは、会社を休んでいる社員ではありません。出社しているのに、成果を出せていない社員の存在なんです。この記事では、この「見えない赤字」の正体と、それを解消するための組織としての具体的な打ち手を解説していきます。 1. プレゼンティズムという「見えない赤字」の正体 1-1. アブセンティズムとの違い まず押さえておきたい2つの用語があります。1つ目は「アブセンティズム」。病気や体調不良で欠勤・休職している状態のことです。誰の目

山崎 広治
7月24日


キングダム流チームビルディング!目標達成率を爆上げする組織マネジメント術
はじめに 中国の春秋戦国時代を舞台に、身寄りのない戦災孤児の少年・信が、中華統一を目指す若き秦王・嬴政とともに、天下の大将軍を目指して成長していく物語『キングダム』。 累計発行部数4000万部を超えるベストセラーであり、映画化もされたこの作品は、起業家や大企業の経営幹部からも愛読されていることで知られています。 2026年7月17日には、シリーズ第5作となる映画『キングダム 魂の決戦』が公開されました。 王騎を失った馬陽の戦いから3年後、秦以外の六国が手を組んだ総勢50万の「合従軍」が秦に攻め込む中、千人将に昇格した信たちが国門・函谷関を守り抜く姿を描く物語です。 私も早速劇場で観てきましたが、王騎という一人の将軍が残した思いが、時を経て信や仲間たちの中に受け継がれ、組織を動かす原動力になっている様子が改めて印象に残る内容でした。 兵を率いるリーダーシップ、数千人から数万人規模の兵をまとめる組織づくり、部下を育てる人材育成、そして戦略・作戦の練り方。多くの学びが『キングダム』には盛り込まれていると言われています。 実際、IoTプラットフォームを提

山崎 広治
7月18日


社員の不調は年間20億円の経営損失!?「コンディション=成果」時代の組織管理術
はじめに 毎年の決算書には決して表れない「見えない赤字」の存在をご存じでしょうか。 出社はしているものの、睡眠不足や慢性的な疲労、精神的なストレスにより社員の本来のパフォーマンスが発揮できていない状態。これはいわゆる「プレゼンティーズム(疾病就業)」と呼ばれ、ある試算によれば、従業員数千人規模の企業でなんと「年間20億円」もの経済的損失を生み出していると言われています。 長時間労働を良しとし、気合や根性で数字を作る時代はとうの昔に終わりました。今、トップランナーとして走り続ける企業や経営者の間では、「コンディション=成果」という新たな常識が定着しつつあります。 本記事では、経営層が直視すべき「不調による見えないコスト」の実態から、データドリブンな健康管理の重要性、そして企業が実践すべき「健康テーマの研修」や「戦略的な福利厚生」の具体策まで、これからの時代に必要な「組織の生産性を劇的に高めるコンディション戦略」を紐解いていきます。 1. 見過ごされている「年間20億円」の赤字の正体 多くの企業が「社員の健康」を重要視し、定期健診の受診率向上やストレ

山崎 広治
4月2日


新しいサービス資料を作りました
KARADA DESIGN & MANAGEMENT KDMではこれまでの様々な経営者や 人事・総務担当者の方々との対話をもとに 健康経営サポートサービスを整理した 新しい資料を作成しました。 最近あらためて感じているのは、 会社の成長も、組織の雰囲気も、 やっぱり「人の状態」が土台にある ということです。 KDMの健康経営は、 「制度」や「知識」を伝えるだけではなく、 実際に体験し、変化を実感できることを 大切にしています。 軸となるのは、次の3つです。 ・楽しみながら参加できる【体験型の社員研修】 ・社員のエンゲージメントを高める【戦略的な福利厚生】 ・人と組織を中長期で支える【コンサルティング】 健康経営やウェルビーイング という言葉が広がる一方で、 「結局、何から始めたらいいのかわからない」 「やってみたけど、現場が変わらなかった」 そんな声もよく耳にします。 だからこそKDMでは、 “楽しさ”と“実効性”の両立を重視した 設計にしています。 ✔ 社員の元気や集中力が気になっている ✔ 組織の空気やエンゲージメントを良くしたい ✔ 健康経

山崎 広治
1月21日


KDM「健康経営&ウェルビーイング経営サポートプログラム」のご紹介
法人向けサービス紹介動画、 作ってみました! Notebook LMが進化したこともあり、 早速KDMの法人向けのプログラム、 サービス用のプロモーション動画を 作ってみました〜 この動画をご覧いただいて こちらのサービスに少しでも興味を 持っていただけたら嬉しいです♪ https://youtu.be/Xllf-bcQMC4?si=RQy_42kGDQ8v09VB

山崎 広治
2025年11月25日


【動画編】なぜ今、「健康経営」がこれほどまでに注目されるのか?~その定義と背景を徹底解説~
なぜ今、「健康経営」がこれほどまでに注目されているのか? その定義と背景を徹底解説しました。 「健康経営ってよく聞くけど、結局どんな意味?」 「本当にうちの会社でも必要なの?」 そんな疑問を持つ方にこそ観ていただきたい内容です。...

山崎 広治
2025年9月4日


生成AIでウェルビーイングを実現する新しい働き方
日本の職場文化には 「がんばる人が評価される」 このような空気がまだ根強く残っています。 でも健康経営が目指すべきは、 「がんばらなくても成果が出る仕組み」 を作ることです。生成AIはその鍵を握ります。 業務のムダや負荷を削減し、 社員が本来の力を発揮できる環境を整えることで、 パフォーマンスと幸福度の両立が可能になります。 本動画では、 ✅生成AIが生み出す「時間と脳の余白」 ✅思考の伴走者としてのAI活用法 ✅健康経営・人的資本経営との接点 など を具体的に紹介しています。 詳しくは下記からご覧いただけます♪

山崎 広治
2025年8月22日


バイオハック × AI 〜人間性能の限界を超えるテクノロジー戦略〜
はじめに:バイオハックとAIが交差する時代へ 「人間はどこまで進化できるのか?」この問いに真っ向から挑んでいるのが、「バイオハッカー」と呼ばれる人々です。彼らは、科学やデータ、テクノロジーを駆使して、自らの身体・脳・感情・パフォーマンスを最適化しようとしています。 一方で、AIの進化も目覚ましく、今や個人レベルで使えるパーソナルAIが次々と登場。 ChatGPTのような生成AIだけでなく、睡眠・心拍・活動量を自動で解析してくれるウェアラブルAIまで、私たちの「自己管理」は次のステージに入りつつあります。 本記事では、「バイオハック」と「AI」の交差点にある未来について解説しながら、実際にどのようなことができるのかを、具体的な事例やツールとともにお伝えしていきます。 2. バイオハックとは何か? 「バイオハック(Biohacking)」とは、人体や脳、感情、行動といった“自分というシステム”を科学的・技術的に分析・調整・最適化するアプローチのことです。その目的は、より高いパフォーマンス、健康、集中力、創造性、さらには長寿を手に入れることにあります。

山崎 広治
2025年8月6日


【生成AIはどこまで業務に実装されているのか?─2つの展示会で見えた“進み方の違い”】
先日、東京ビッグサイトで開催された 「総務・人事・経理 Week(東京展)」 「スポーツチーム・アスリート向け総合展」 2つの展示会を視察してきました。 テーマは、生成AIがバックオフィスと パフォーマンス支援の現場でどのように 取り入れられているのか?...

山崎 広治
2025年6月28日


社員の生産性とウェルビーイングを両立する新しい働き方──生成AIで“整える”職場へ
はじめに:働き方改革のはずが、むしろ“疲れている”職場へ 近年、働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)が盛んに推進されてきました。しかし、現場の実感はどうでしょうか? 「会議が増えた」「SlackやTeamsの通知が止まらない」「毎日が業務に追われて終わる」。そんな“働き方改革疲れ”とも言える状態に陥っている企業は少なくありません。 その結果、 社員の集中力や創造性は奪われ、心身の不調やモチベーションの低下、さらには離職リスク につながるケースも出ています。 そこで、今あらためて注目されているのが、 生成AIとウェルビーイングの融合 による新しい働き方です。単なる効率化にとどまらず、 “整った状態で働く”ことをサポートするテクノロジーの活用 ──その本質的な意義に、多くの企業が気づき始めています。 1. 生成AIは“時短ツール”に加えて、“思考と心身の拡張パートナー” 生成AIは、メールの文章作成、議事録の要約、資料のたたき台作成など、さまざまな業務を代行してくれます。しかし、最も大きな価値は「時間と脳の余白を生み出すこと」

山崎 広治
2025年6月12日


【徹底解説】2025年春の健康経営・ウェルビーイング最前線 - 進化する企業の取り組みと最新トレンドとは? -
企業を取り巻く環境が大きく変化する現代において、「健康経営」と「ウェルビーイング経営」は、従業員のエンゲージメント向上、生産性向上、そして企業価値向上に不可欠な要素として、その重要性を増しています。 2025年春、この分野では制度のアップデート、新たな顕彰制度の創設、国際...

山崎 広治
2025年5月19日


経営戦略としての「健康投資」:企業が得られる5つのメリット
前回の記事では、従業員の健康と、さらには心身ともに満たされた状態であるウェルビーイングへの投資が、現代企業にとって不可欠な経営戦略であるとお話をさせていただきました。 単なるコストではなく、将来へのリターンを生む「投資」であるという考え方は、健康経営の根幹をなすものです。...

山崎 広治
2025年5月1日


「健康経営」と「ウェルビーイング経営」の違いとは?
前回の記事では、人口減少や高齢化、ストレス増加といった社会背景を踏まえ、「健康経営」がもはや単なる福利厚生ではなく、企業の持続的な成長に不可欠な「経営戦略」「未来への投資」であるというお話をさせていただきました。 第1回:なぜ今、「健康経営」がこれほどまでに注目されるのか...

山崎 広治
2025年4月25日


なぜ今、「健康経営」がこれほどまでに注目されるのか?~その定義と背景を徹底解説~
企業の経営者、人事・労務担当者、そして従業員の健康と企業の未来に関心をお持ちの皆様にとって、変化の波が押し寄せる現代社会において私たちは今、かつてないほど「従業員の健康」というテーマに真剣に向き合う必要に迫られています。...

山崎 広治
2025年4月23日


【逆境を乗り越える力】ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』から学ぶ経営とチームのマネジメントの本質
『ルーズヴェルト・ゲーム』というドラマをご存知ですか? 2014年にTBSの日曜劇場枠にて 放送されたドラマで、この作品は池井戸潤さんの 同名小説を原作としており、 企業の経営危機と野球部の 存続をめぐるストーリーが 描かれています。 ーーーーーーーーーーーーーーー...

山崎 広治
2024年12月25日


経営者とアスリートの最高のパフォーマンスを引き出すOURA RINGとは?
現代のビジネスリーダーにとって、最高のパフォーマンスを発揮するための健康管理は重要な課題です。その中で、世界中のアスリートや経営者が注目しているツールが「OURA RING」です。 フィンランド発のこの指輪型ウェアラブルデバイスは、単なるデバイスを超え、あなたの健康をデータ...

山崎 広治
2024年11月29日


ドイツ人のすごい働き方〜日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密〜
最近読んだ『ドイツ人のすごい働き方』は、日本人の私たちにとって「働き方改革」のヒントが満載の一冊。 表紙に書かれている「日本の3倍休んで成果は1.5倍」というキャッチフレーズが気になり、手に取ったのですが、内容はその期待を裏切らないものでした。 本書では、ドイツ人の「効率を上げるために何をするべきか、何をしないべきか」にフォーカスした働き方が紹介されています。特に印象に残ったのは、休むことの重要性。 ドイツでは有給消化率が100%であることが当たり前とされ、長時間労働や無駄な会議が少ないことが、成果を高める秘訣になっているとのことです。 日本のように「頑張ること」そのものが評価される文化とは対照的ですよね。 ドイツでは、時間を効率的に使うために、本当に重要なことに集中する姿勢が徹底されています。 例えば、「本当に必要な仕事は何か」を見極め、無駄な作業を省く文化が根付いているとのこと。この「本質に集中する力」は、私たち日本人も仕事だけでなく、日常生活にも取り入れられそうです。 日本でも実践できるポイントとしてですがら著者はドイツ在住17年という経験

山崎 広治
2024年11月26日
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